2011年2月8日火曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(4)

嫁さんに言われた言葉、『バイクの荷物、次々に届いて楽しいでしょう?』。確かに新しい物が届くと嬉しい気がする。要は『お金をパーっと使えて良いよね』『一生懸命になれる趣味があって良いね』と言っているのだと思う。自分ではあまり感心できないけどギャンブルで得たプラス収支分と、欲しい物を我慢して集中して貯めたお金が原資だし、これから通勤の主要手段が車から自転車に替わることを考えると面倒だ。ギャンブルで得た臨時収入的なお金はありがたいし、周りの人から見れば『どうせあぶく銭だろ』というお金かもしれないけれど、プラス収支に至るまで費やした自分の時間、賭けたお金、ギャンブルに対する自分の考え方を整理し実行するという作業に費やした時間、これを考えると結果的に得たお金は少ない気がする。ギャンブルというものはどうしても『運』に左右される部分が多く、自分の努力が報われる確率が低いのであまり好みではない。何をするにも『運』というものは伴うけれど、『運』を結果の主体原因とするものに自分の多くを捧げようとは思わない。こんな考えを持っている自分は、もちろんギャンブルに向いているとは思わない。通勤の主要手段が自転車に替わることについては、中年太りが著しいので多少でもその解消に繋がるだろうことを期待して頑張ろうと思う。病気になってしまったり、体が思うように動かないと何も楽しくない。ごはんを食べる時に、歯が痛いと何もおいしく感じないのと一緒だ。

そして、届いたアイテム達の使用前インプレッション。
◆ラフ&ロード チタンミラーシールド アライ TXシールド ライトスモーク:チタンブルー A4003TBL
 スーパーブラックバードに乗る時に使用しているRAPIDE-SRのミラーシールドがセミスモークベースのパープルで、これだと夜の視認性に問題があるのでライトスモークのチタンブルーを注文したけど顔が丸見えで失敗か。ライトスモークベースにするなら、レッドやパープルでも夜の使用に問題ないかも。購入理由はミラーシールドが好きだから。
◆デイトナ パンク修理キット 71627
 長距離ツーリングの大敵パンク対策で購入。チューブレスタイヤの修理用。使う機会がないことを祈る1品。
◆MOTUL タイヤリペア
 名前の通りのタイヤ修理剤。使い方が簡単なことと、ネットで見つけた使用した経験のある人のインプレッションが良かったので購入。これも使うことが無いと良いと思う。チューブタイヤでもチューブレスタイヤでも使える便利な1品。
◆ラフ&ロード パワーステンレスホースエアゲージ PR121
 タイヤの空気圧計。今まで持っていなかったのでこれを機会に購入。パンク修理後に必ず必要だし、普段バイクに乗る前に空気圧をチェックするのにも使える。
◆ラフ&ロード ハーディータイヤレバー PRO HTL03
 チューブタイヤを修理する時に使うタイヤレバー。チューブタイヤなんて自転車のしか修理したことないけど、やることはチューブタイヤなら自転車もバイクも一緒。違う点は、使う道具がバイクの方が多いくらいじゃないかなと考えるのは甘いかな。
◆ラフ&ロード ビートクリーム30g RR3307
 チューブタイヤのパンク修理の際、ホイールのリムとタイヤのミミに塗るクリーム。絶対に必要な訳ではないけれど、あれば丁寧に効率良く作業が出来ると思い購入。
◆岡田商事 ガソリン携行缶1000cc BT-1000
 UN規格取得品であり、消防法適合品。届くまでどんなレベルで作られた製品かちょっと心配だったけど、箱を開けて実物を確認するとしっかり作られた物に思えたので安心した。やはりそれぞれの規格を満たすのにはそれなりの品質が無いとね。少し残念な点は、使ったことのない素人の考えで、携帯する際に使う巾着袋が同梱されているのは凄く良いなと思ったが、この巾着袋が真っ黒で、実際に携行缶を使った時にキャップの締めが甘いなどで内容物が漏れた場合には、黒だと視覚的に気付きずらいのかなと。染みがわかる色なら巾着袋の価値アップなのではないかと思った。
◆斉工社 ゴジラロック STEEL LINK LOCK25 SGL-253
 昨年も別のゴジラロックをスーパーブラックバード用に買った。昨年買った物は鍵穴に鍵が非常にささりづらかったが、今回購入した物はわりとスムーズにささる。去年買った物はハズレなんだろう。
◆リード工業 LC-400A クレッツアVチェーンロック
 固定物にくくり付けるのを前提に作られたようでチェーンが長く、その長さに比例して非常に重たい。重い為にツーリングへ持って行くのには適さない。今年からバイクが2台になるので、2台をくくるのに使おうかと思う。
◆ラフ&ロード ゴアテックス プロテクショングローブ RR8904
 スーパーブラックバード用に買ったコミネのグローブを共通で使おうかと思ったけど、泥や砂だらけになることを考えて別に購入。コミネのグローブでは自分の手のサイズがLだったけど、ラフロだとLLだ。注文する前、何も考えずLサイズを注文しようと考えていただけに危なかった。室内での着用感はグローブ内が密封されてて蒸れる感じ。本州なら夏場に使えないかもしれないけれど、北北海道なら年間通して使えるんじゃないかな。シールドに付いた水分を拭うワイパーも付いているし、良いグローブだと思う。
◆ラフ&ロード AQA DRYサイドバッグ RR5613
 触れてみて、良い買い物をしたかもと思えた1品。長く付き合えそうだ。1個20リットル分の大きさのバッグが2個で計40リットル分の荷物が入れられる。ぶら下げタイプなので、重いものを入れ過ぎないように気を付けようと思う。
◆アライヘルメット ツアークロス2
 昨年、自分の免許条件でふたり乗りが解禁になる頃、嫁さん用にSZ-Ram3というこれもアライのオープンフェイスヘルメットを買った。閉所恐怖症だという嫁さんにフルフェイスヘルメットはダメだなーということでこれを買ったが、これをセロー用にと考えるも、泥や砂だらけ、更には自分の汗のニオイがするようなヘルメットを嫁さんにかぶらせるのはさすがにかわいそうだよなということでこれもまた別に購入。RAPIDE-SR、SZ-Ram3、TOUR-CROSS 2ともに同じサイズを買ったが、かぶってみるとどうもTOUR-CROSS 2がきつく感じる。頬あたりのクッションが多い気もするけどどうなのかな。出来るだけ長い時間何回も使用して自分の頭の形に合わせて行かないと、長時間の使用は無理だろうな。1時間もかぶらないうちに頭が痛くなりそうだ。ヘルメットはアライが好き。ショウエイのも試着したことあるけど、かぶり心地がアライの方がやはり好みだ。

まとめて注文したアイテム達はあと1回、2品が送られてきて終了だ。

2011年2月7日月曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(3)

2日前、嫁さんに『中古で充分じゃない?』と言われた。もちろん買おうとしているセローについてである。『何だっけ、ブラックバードは売らないんでしょ?あいつが第1なんだよね?』とも言われた。ごもっとも。かと言って、行こうとしているサハリンツーリングは思っているよりも難しいものと考えているので、本心を言えば新車を買って故障なく走るということに対して準備は万端にしたい。もちろん資金が潤沢である訳はないので、嫁さんがそう言うのも当たり前なのであるが・・・来月には約2年半通勤に使ったボロボロの軽自動車の登録を抹消する予定。売れるなら売ってお金にしたいが、サビだらけでボディに穴が開いているし、とても売れるような代物ではない。自動車税も余計に払わないようにその為に来月登録抹消する訳だし。月々払っている軽の自動車保険もバカにならないのでその分の保険代も削減するし、努力もそれなりにしているけれど、嫁さんにとって自分がバイクを買って乗ることは道楽以外の何物でもない。新車にするか中古にするかどちらを選択するか決め手に欠けているところ、やはり中古を買うことになるのかな・・・数日前まで気持ちがほとんど新車に傾いていただけに、気持ちがどうにも固まらずにバイク屋さんにも連絡が出来ず・・・新車と中古の価格差は約20万円。20万円あったら本当にいろいろなことが出来るし、自分の欲しい大概の物が買えてしまう大金だ。自分がセローで間違いなくコケるだろうこと、ロシアに持ち出してイタズラや盗難に遭うかもしれない可能性を考えると中古の方が間違いなく良く思えるし、これからは出来る限り自分でメンテナンスしていくことを考えると、中古の方が練習台には良いような気がする。もし中古にするならば、遅くとも今月中に決めないと売れてしまう可能性が高くなる。北海道は春前がやはりバイクが売れる時期だから。

さて、先日まとめて楽天市場で注文したツーリング用品のうち1品が届いた。㈱ミツバサンコーワという会社が作っている『Guardog VISE GUARD with ALARM』という商品だ。日本とドイツの間をBMWのバイクで横断したライダーのブログで知ったのだけど、大きさ的に持ち運びに便利なことと、見た目的にも実力的にも防犯性能が高そうなので購入したいと思っていた。どのような製品かというと、アクセルと前ブレーキを固定して動けなくするタイプだ。キーは安っぽいけどディンプルキーのような物だし、何とか破壊してでもバイクを盗もうとするならば、既にそのバイクは真っ直ぐに走らないかもしれない。アクセルとブレーキを固定している物をぶっ叩いて外そうとしたら、ハンドルやブレーキレバーが曲がってしまいそうだよね。逆に言うと、実力行使で外そうとする輩が居たら、バイクが無事ではない可能性が非常に高い・・・

明日も購入アイテムの使用前インプレッションを予定。

2011年2月3日木曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(2)

普段使っている通販サイトである楽天市場のポイントキャンペーンをきっかけとして、購入を予定していたバイク用品を一気に注文した。金額にして約12万円orz
必要の無いものはもちろん買っていない。必要だと思ったアイテムだけにしたが、結局こんな金額になった。前回購入したウェア上下と合わせ、約17万円。今回在庫切れで購入できなかったラフ&ロードのRR6052アタックザックとバイクカバーを後々購入するすることとして、最終的に約20万円使う予定。バイクカバーは今回の購入に伴うキャンペーンで得られるポイントを利用すると費用が少し抑えられる。
当初、サハリン縦断ツーリングを考え始めた頃のザックリの予算が35万円(用品10万円+バイク25万円)だったことを考えると、どれだけ甘い計算だったかがわかる。もちろん元々乗っているバイクがオフロード走行向けで、使っている道具もそれに適したものであれば、こんなにお金は掛からないと思う。スーパーブラックバードに乗るために買った道具が一切使えない訳ではないが、時期や用途を考慮に入れ、バイクでの旅は荷物を少なくしなければならないことを考えると、どうしても新しい道具を買わなければならなかった。

そして1番重要な旅の相棒となるバイク。バイク屋さんからの連絡も無く、新車を買うか中古を買うかまだ決まっていない。面倒なので中古のリスクを負わず、高いお金を払って新車を買ってしまおうかと思い始めている。バイク屋さんは今時期、スノーモービルや除雪機の販売やメンテナンスなんかで忙しいのかもしれないが、連絡待ちで待たされるのも面倒になってきたし、早く決めてしまいたいという気持ちもある。それよりも先に、バイク屋さんがわたくしの相手をするのが面倒なのかもしれないと思う気もする(w
新車のセローであれば燃料噴射装置がインジェクション。旧型はキャブレター。これが大きな違いである。自分が旅に出るにあたり、インジェクションのメリットとデメリットをざっと下記のように考える。
メリット
・キャブレターのエンジンに比べ燃費が良い
・コンピューターが壊れない限りエンジンの不調が発生しにくい
デメリット
・多くの部分において電気式なので、電装系のトラブルが発生した場合対処できない可能性がある
・エンジンの押しがけができない
自分の気持ち的には7~8割新車へ傾いている。理由としては、ヤマハのホームページで新型のことを悪く書くことは絶対無いと思うのだが、前のモデルに比べ乗り味が良いですよとか、エンジンはこんな風に考えてインジェクションをセッティングしましたよとか、自分が欲求する方向に向いているからかなぁ。

次回以降は、今回一気に通販で購入したアイテム達が届いたら、現品を確認しつつ感想を少し書いてみようと思います。数店舗に注文したので何回かに分かけて書きます。

2011年1月29日土曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(1)

購入車輌はセローと決めているが、バイク屋に在庫である中古のセローの情報が来ないので中古を買うか新車を買うかまだ決めかねている。現状の状態を自分の担当さんが確認して教えてくれることになっているが、担当さんがいる店舗と別店舗にあるので仕方がない。最後に来た情報では、このセローに商談が入っているとのこと。新車を買えばまったく問題ないのだが、掛かる費用のことを考えると中古も検討しなければならない。在庫の中古は約1万9千キロ走っているので、乗り出すにあたって交換しなければならない部品がいくつかあるかもしれない。あまり交換すべき部品が多いとたいして新車と変わらない価格になる。もしも在庫にある中古が売れてしまえば新車を買うしかないが・・・

ネットで海外をツーリングした人の記録を見ると、持参した道具に対する記述が意外に少ない。何が必要で何が不要か。もちろん行き先や渡航時期、期間で持参すべき道具に違いはあるだろうが、後に続く人達のことを考えると、少しでも情報があるとありがたい。そんな訳で、自分は今回のツーリングの準備をするにあたって、購入したものを理由を添えて記録しておこうと思う。サハリンへツーリングに行きたいと具体的に考え始めてから約3ヶ月。最近ようやく買ったのがウェア上下。はっきり言って高かった。予算を大きくオーバーしたのは言うまでもない。購入したのは、
・ラフ&ロード RR5965 ゴアテックスZLトレックジャケット
・ラフ&ロード RR5013 ゴアテックスZLツアラーパンツ
自分がツーリングに行くだろう時期は朝晩が冷えると思うので、奮発してゴアテックスのアイテムにした。寒くて体が動かないのは問題があるし、防寒対策に衣類で荷物が増えてしまうのを避けたかったのでゴアテックス製品にした。届いてから試着してみたが、ゴワついて動きづらいこともなく、しっかり風を防いでくれそうな感じがする。着用してバイクに乗ってみないと結論は出ないが、この商品の購入は失敗ではないと思う。補足として、このジャケットについてはラフ&ロードのサイトでしばらく欠品していたのを、入荷が確認できた時にすぐに注文したのだが、約2週間でサイズにより欠品が出ているのは凄い。欲しい商品は、在庫がある時にすぐに買わなければならないと思った。

2011年1月27日木曜日

サハリン島をバイクで縦断してみたい

昨年、関東方面へ旅行へ行った位から、サハリン島を縦断してみたいと思うようになった。もちろん今まで1回も思わなかった訳ではないけど、いろいろな事情から具体的に考えることはなかった。何故、今、縦断してみたいと思っているかというと、自分の年齢的、仕事や家庭の環境的に今しかないのではないかと思っているからだ。自分の気持ちと、環境的条件がシンクロすることはなかなかないと思うので、是非この機会を利用したいと思う。自分の気持ちを前向きにさせた1番の要因は、関東遠征が楽しかったことと、バイクで距離を走ることに自信が付いたからだと思う。車で長距離を走るのとは全然違う。いろいろな意味でバイクの方が不便だし、自分の判断力を問われる場合が多い。同じ目的地へ行くにしても、飛行機とバイクを他の例えにするならば、ごはんを食べたいと思った時に、レストランへ行くか、自炊するか位の違いがあると思う。

サハリン島を走るにあたってのバイク選びは、ネットで過去にサハリン島をバイクで走った人の記録を見ると、デュアルパーパスバイクかオフロードバイクが適しているように思われる。サハリン島は北海道よりも緯度が高いので、雪解けが遅く、夏が短く、雪が降るのが早い。しかも、南北に長いサハリン島で道路が舗装されているのは南北に半分もない。ネット上の過去の記録では、天候に恵まれないと泥だらけになって走らなければならないこと、区間と条件によっては深い泥の道を走らなければならないことがわかっている。このことから、基本、単独での走行を想定しているので、あまり大きなバイクは向いていないと考える。転倒した時、ひとりでバイクを起こすことができないのは問題がある。足元が悪いところで200kgを越える重量のバイクを起こすのは自分の体力的に無理だと考える。また、サハリン島を走るにあたり、現在所有しているスーパーブラックバードを売ることは考えていないし、大型で長距離ツーリングに向きの高価なバイクを買うことはもちろんできない。サハリンツーリングに使用する以外は自分の普段の足になってくれる、車検のいらない250ccクラスの中古バイクの購入を基本線とした。

中古バイクの購入にあたり、スーパーブラックバードを購入した時の担当さんに相談した。『した。』と過去形で書いているが、現時点で購入に至っていないのでまだ相談の最中ではある。そして、自分の失敗により交渉がギクシャクする。失敗というのはビジネスライクに回答してくれる担当さんに対し、もっと親身にいろいろ教えてくれるはずと勝手に思い込んで、自分の思いを毎回メールに長々と書いてしまっていたことだ。決してビジネスライクなだけではないし、いろいろ教えてくれていたけれど、自分はできるだけ費用をかけずに程度の良いバイクが欲しいし、もっともっと情報提供なり、バイクを安く手に入れるための譲歩なりサービスして欲しかったので、やりとりのメールを読み返すと何となくスムーズに行っていないのがわかる。自分みたいに海外にバイクを持ち出して走ってみたいのだけどという相談から、それに付随することを長々メールに書いてみたところで、普通のバイク屋さんからの回答はそうそう多いものではない。自分がきちんと理解していなかったことは、基本、バイク屋と購入者の関係は『売った、買った』の関係でしかないし、それ以上の関係、やりとりがあるとすれば『趣味が合った場合』ということだ。バイクを購入するにあたり、海外に持ち出して走ることが前提ですなんてヤツは、バイクを購入する人間の1割にも満たない『変わったヤツ』だということに気付いていなかった(笑)

購入候補のバイクは、当初ジェベル250XCだった。現在絶版になっているこのバイクは、中古市場で意外に高価だ。タンクが大きく航続距離が長いこと、リアキャリアが最初から付いていることなどから人気があるようだ。中古の価格を調べるに、車輌の程度に比べ価格が高騰しているように思える。このバイクの装備や能力から言えば、サハリンツーリングをするにあたり自分が求める十分な能力だ。しかし、車輌の程度と価格に納得ができないので候補から脱落。新車で売っていたらぜひとも購入したいバイクだ。2番目の候補になったのがジェベル200。中古市場を調べると意外に台数が多く、程度もジェベル250XCと比較して良さそうなのが多い。そしてジェベル250XCと比較してだいぶ安い。新車時の価格差もさることながら装備もそれなりなので価格差が生じるのは当然だが、サハリンツーリングには十分な装備に思う。問題があるとすれば、スタイリングが若干好みではないことだ。このバイクは数点条件を付けた上でしばらくオークションに出てこないか調べてもらっていた。その後、他のバイクを物色するうちにセローが良く思えてきた。サハリンツーリングに使うだけではなく、ツーリング以降のことも考えて検討するとセローもありかなと。当初ジェベル250XCを候補に挙げていた時も良いなぁと思っていたが、燃料タンクの大きさが自分にとって問題だった。サハリンを走るにあたり、最長の無給油区間が約250kmあることがわかっている。この無給油区間は天候が悪いと泥道になることもわかっている。この区間を9リッタータンクのセローで走れるかどうかという問題なのだが、道の状態が悪いことを想定すると微妙であり、当初、候補から脱落した理由がこれだった。ガソリン携行缶を持てば問題は解消できるのだが、基本、荷物は増やさない方向で考えていたのでジェベル250XCが候補となった。いろいろ調べるうちに、このツーリングに行くにあたり、かけるお金は想定よりも多くなることが決定的となった時、サハリンツーリングだけではなくその後のことも考えてできるだけ有効にお金を使おうと考え、ジェベル200よりもセローの方が何となく長く付き合って行けそうな気がしたので、購入対象をセローにすることにした。もちろんサハリンツーリングに行く際にはガソリン携行缶を携帯して行くことになる。

セローを購入対象にした後、迷うことはそうそうないと思っていたのだが、目の前にぶら下がった中古のセローと新車のセローでは大きな違いがあり、また迷うことになってしまった。大きな違いが燃料噴射装置がキャブレターかフューエルインジェクションかという違いだ。目の前にぶら下がったキャブ車はリアキャリアやサイドバッグ用のフレームなど、自分が欲しいオプションがひと通り付いた状態だが、距離を走っているのでタイヤやチェーン、スプロケットの交換が必要かもしれない。支払額が大きくなるが新車のセローだとタイヤやチェーン、その他の部品の交換を心配する必要がないし、フューエルインジェクションとなったことで燃費も向上しているようなので、購入後の維持費の削減が期待できる。長い年数乗ることを考えるならば新車のセローだろうし、当初の支払いを少なくするなら中古のセローだろうし。そして、ロシアへ持ち出してイタズラされた場合のことを考えると中古の方がショックが少ないか。迷う・・・

こんな時にジェベル250XCが新車で売っていたなら迷わず買うのだが・・・

2010年12月8日水曜日

2010年10月1日~8日 友達と再会&帰省ツーリング

10月1日
初日にして最大の難関、仕事が終わってから苫小牧まで走り、22時30分までに苫小牧~八戸のフェリー乗船受付を済ませなければならない。朝1番で上司に「今日は勤務時間が終わったらスグ帰ります!」と断りを入れ、勤務時間終了と共に急いで帰った。準備していた荷物をバイクに落ちないようくくり付け、充分に暖機運転をして出発。しばらく走ると後ろからカッ飛びアウディが現れたのでついて行く。これでかなりの時間が短縮できた。途中1回の給油と1回の休憩を入れたが、21時過ぎには苫小牧に到着。再度給油して、コンビニで寝酒とツマミを買ってフェリーターミナルへ。結果的には受付が始まるよりも早く到着できた。

乗船待ちをしている時に、オフロードバイクに乗っていた自分よりも年上の中年ライダーに話し掛けられた。そう言っても高校生の娘が居るとは思えないくらい見た目は若い。このライダーは青森の実家に帰省がてら奥入瀬までツーリングへ行くそうだ。船内へ入ってからもこのライダーと一緒にお酒を飲みながらバイクネタでしばらく話し、それぞれ持って来たお酒がなくなると同時に『明日も早いし寝ますかー』と就寝。連絡先を交換したりしなかったけど、旅先での出会い、楽しい会話、短いながらもとても良い時間を過ごせたと思う。

10月2日
フェリーを下船し、一緒だったライダーとはお互いの旅の無事を祈って別れた。自分は八戸ICから八戸自動車道へ上がった。しばらくCB1300SFとランデブー走行したが、何か変な対抗意識を持たれているようだった。相手がどう頑張っても、自分はテクニックがないけど、直線でスロットルを開ければすぐに追いつく。そのおかげで安代JCTまでは良いペースで走れた。CBは青森方面へ。自分は東京方面の東北自動車道へ。しかし、この日はすぐにお尻が痛くなった。トイレに行くよりも、左手が痛くなるのよりも、お尻が痛いのが耐え難いなんて珍しい。岩手山SAで休憩。
10~15分位休憩するつもりで入った岩手山SAだったけど、隣に停まったハーレー乗りのおじさんに「おはようございます」なんて挨拶をしたら40~50分話し込んだ・・・と言うよりも、ほとんどおじさんがひとりでしゃべってた。おかげでお尻が痛いのはすっかり解消したけど。おじさんは失業中で、家にじっとしていても働いている奥さんの邪魔になるからとのことで、しばらくの間ひとりで北海道ツーリングへ出ていたそうだ。それにしても無職でハーレー。凄いとしか言い様がない。このおじさん、見た目が若く40歳そこそこかなと思ったらもう50歳近いそうで、北海道には30年近く毎年訪れているそうだ。「昔は北海道の旅と言えば函館から始まったものだけど、今はみんな苫小牧からすぐに道東へ向かうので、函館を知らない本州からの旅人があまりにも多い。」とか、「キャンプ場へ行っても、昔はあちこちから来た旅人の情報交換の場だったのが、今ではキャンプ場に定住しちゃっているような人が居て、昔のように情報交換ができるような場所ではなくなっている。話すことと言えばキャンプ場を地元とした話しばかりで面白くない。」と、どちらかと言うとさみしさのこもったようなグチ染みたことを延々と語っていた。あまりにひとりでしゃべっているので半分聞き流しているつもりだったが、熱心に語られると結構記憶に残るものだ。次に停まったのが長者原SA。パンを買って軽い昼食。SA内の人の多さにびっくりした。給油を済ませさっさと出発。

暑くなってきたので吾妻PAで着込んでいた服を脱いだら荷物が増えた。仕方がないけど、北海道と本州の気温差は何とかならないものか。荷物が増えるのは嬉しくない。動きやすく夏涼しく冬暖かいみたいな万能ウェアできないかなー。その後郡山JCTから磐越自動車道へ乗り換え、さらにいわきJCTから常磐自動車道へ乗り換え。常磐自動車道へ乗り換えた頃、次の給油SAを失念し、少なくなったガソリンのメーターを見ながら少しアオくなった。『事前に計画していた給油すべきSA通り過ぎていたらヤバイ・・・』と思いつつ、次の関本PAで止まって確認すると、ちょうど次の中郷SAで給油の予定だった。ぼーっとして通り過ぎていることはないと自分を信じていたものの、高速道路のガス欠は絶対にやってはらなないミスなので、ホッとしたのは言うまでもない。中郷SAで給油を済ませ、次に止まったのが千代田PA。ここら辺まで来ると車線は4車線だし、かなり東京に近づいたイメージ。宿泊予定の柏の友達にここで連絡を入れて出発。予定通り柏ICを下りて市街地方面へしばらく走り、ファーストフード店の駐車場から再度友達へ連絡。迎えに来てもらうことにする。
上はしばらく友達を待っている間に暇だからと何となく撮った写真。個人的に、パニアやトップケースなしでは満載だろうなーなんて思っている。しかし、柏の友達のところに少しお土産を持って行ったので荷物が少し減るなーなんて思っていたが、脱いだ服をパッキングをすると全然荷物の量が減らない・・・はっきり言って面白くない。この日は銭湯をおごってもらい、友達の奥さんが作ったおいしい晩ご飯をいただきながらお酒を飲んで就寝。長時間のライドもあって寝つきは良かった。

10月3日
行くぜターンパイク!この日は今回の旅のメインイベント、箱根ツーリング。東京で働いている大学時代のサークルの先輩と柏の友達とツーリング。8時に箱崎PAで待ち合わせ。ところが首都高で一緒に出発した柏の友達とはぐれ、連絡を取ろうと止まった非常駐車帯で先輩が通り過ぎるのを見かけ、待ち合わせ場所を東名高速入口へ変更。首都高は上り下りのいずれかにしかPAがなかったり、首都高初心者にとって首都高での待ち合わせは難易度が高い。ヘルメット内蔵の無線機や、全車に同じGPS機能付きのカーナビでも付いていれば簡単かもしれないけど。
先輩のドゥカティと自分のスーパーブラックバード。柏の友達を待っている間のワンショット。この後無事合流して箱根へ向けて出発。北海道出発前の天気予報は悪い予報だったけど、結局この日は持ちこたえてくれて楽しいツーリングに。しかし、湘南の海岸沿いを走るに、大型バイクだとエンジンからの熱気がとても熱い。そして、箱根へ向けて走っているとバイクがだんだん多くなっている気がする。そして念願のターンパイクを上がると、物好きな人達がいっぱい。バイクやら車やら。
ターンパイクを上がったところの休憩所から写した写真。後ろにうっすら見えるのは富士山。
さすがエヴァンゲリオンの聖地箱根。あちこちで何となくアニメで見たような風景に出会う。このあたり、やたら有料道路が多く、何だか『何でもお金』みたいな感じがしてちょっと嫌な気持ちになる。けど、バイクで走るにはクネクネした道路がとても楽しく、北海道では味わえない楽しいライディングだ。自分は個人的に北海道の信号のないまっすぐな道路より、箱根のクネクネした山道のほうが好きなようだ。

もしお金と時間に余裕があったら、泊りがけで箱根を好きなだけ走り回りたい。ビジターだから見る風景は飽きないし、何よりライディングが楽しい。このあたりは温泉も有名だから、1回位は心地良い温泉宿に泊まるのも良いと思う。あー、また行きたいけど次に行くのはいつになるかなー。その後、遅い昼食を山中湖のそばの店で『ほうとう』を食べて帰路へ。ほうとうは体が温まったしまあまあうまかったかな。帰りの首都高ではお約束であるかのように3台全車はぐれ、先輩とはそのまま別れ、柏の友達と合流したのは常磐自動車道入口だった。疲れもあったかもしれないけど、学習能力なさ過ぎか。柏の友達宅へ帰宅後はまたおいしいご飯と晩酌。風呂にも入れてもらって気持ち良くなった後はサクッと就寝。相変わらず寝つきは良い。

10月4日
友達が自分の滞在に合わせてわざわざ仕事を午前半休を取ってくれていたので、予定より遅く10時頃柏を出発。快く泊めてくれた友達と奥さんには本当に感謝だ。向かう先の天気予報は雨の予報ばかり。初めからカッパを着ていたので良かったけど、常磐自動車道の途中から、この日の晩、宮城県内に入るまで強い弱いの差はあるもののずっと雨だった。この日の主な予定は小国での墓参り。
柏→常磐自動車道→磐越自動車道→日本海東北自動車道→村上市→小国町→南陽市→山形市→山形自動車道→川崎町→仙台市
一般道を含む1日の走行距離としては過去最高ではないだろうか。しかも雨が降る中のライディング。グローブは当たり前に濡れて手から外れないし、はこうにもなかなか指が入らない。体は値段のわりに性能が良いカッパのおかげでひどく濡れることはなかった。このカッパを利用して改めて思うことだが、必要な道具は吟味してお金をかけて手に入れるべきと思う。何かがあった時、道具の有る無しで結果が全然違ったりするはずだ。

10月5日~7日

5日から7日は仙台の実家でほとんど過ごす。上の写真は年老いた実家の猫ちゃん。仙台滞在中、1回だけバイクで石巻の親戚の家へ行った。小さい頃は物凄く遠く感じた距離も、北海道で生活する今となってはほんのわずかの距離に思える。しばらく振りに会ったばあさんやおじさんは、もちろん自分もそうなのだろうけど明らかに歳を取ったと感じた。7日の晩には北海道へ向け仙台を出発した。
仙台のフェリーターミナル前から乗船したフェリーを撮ったが、下手であまり綺麗に写っていない。
過ごした2等船室は、他にふたりの乗船客が居たが特に問題もなく寝ることができて良かったと思う。今までフェリーに乗るというと、だいたいB寝台という2等よりちょっと値段の張るところに乗っていたけど、これからは混雑時期じゃなければ2等で充分と思う。

10月8日
苫小牧着後、札幌のバイク屋まで走り愛車を冬季保管のために預けた。時期的にちょっと早い気もしたが、寒くなってから札幌に預けに来るのも大変なので早めの決断だ。

総走行距離を見ると、今年乗り出してから約7,000km走ったのがわかる。来年の春は乗り出す前にエンジンオイル交換、オイルフィルター交換、スパークプラグ交換、チェーンの張り調整、ミッションオイルの交換などをしようと思う。とにかくお金が掛かるなー。バイクを預けた後は、嫁さんの妹に迎えに来て貰い昼飯を食べに行った。昼食後、地元までの都市間バスを待つまでの間、妹のアパートへ行ったが・・・
妹のネコが・・・初めは超敵対心で尻尾をふくらませて自分から逃げること逃げること。写真の表情を見れば敵対心を持っているのがわかると思う。結局最後までなつくことはなく、だっこしてもすぐに逃げるし『可愛くねーなー、ちくしょー』だった。数ヶ月前まだ小さかった頃は抱いてもおとなしく、可愛かったのに・・・

この旅を終えて今年のライディングは終了。

早く春が来ないかなと、暖かい春が待ち遠しいのです。

2010年12月2日木曜日

2010年9月20日道内ツーリング

朝早くに自宅を出て、途中枝幸の道の駅で休憩をとりつつ紋別までたどり着き、セブンイレブンに寄って休憩をとっていると、来る途中に追い抜いた自分より年上の青森から来たという熊みたいなおっさんライダーにナンパされた。「今日はどこまで行くの~?オレ、今朝、浜頓別のキャンプ場から来たんだけど、あそこのキャンプ場良かったわ~!」なんてバイクに乗ってなかったら、こんなおっさんと話すこともないんだろうなと思いながら「今日は羅臼行ってから北見に泊まる予定です!」って言ったら、何だかちょっとヒキ気味の表情をされ「オレは今日網走泊まりなんだ~!内陸入って遠回りしていくから、ちょうどここの交差点から別方向だわ~!」だって。もはや道民の自分にとってはちょっと遠いかな的感覚の距離も、内地の感覚で考えるとだいぶ遠い距離だろう。この日の走行予定距離は青森~東京に匹敵する距離だ。おっさんは1日に300km位走るのが調度良いとか言ってた。特に1日で走る距離を自慢するとかそういうのが本題ではなかったはずだけど、おっさんは1日の最高走行距離が1000km位だと言っていた。バイクの後ろに取り付けていたでかいツールケースについては、「キャンプしながら道内まわるのにはこれが便利なんだ~!道具いっぱい入るし、イスにもなるしね~!トップケースならこういう訳にいかないでしょ!」だって。確かにそうだ。トップケースに座るとケツが痛くなりそうだ。どうやらおっさんは、旅行代金をできるだけ掛けずに快適な旅行ができるように頑張っているようだ。自分はお金持ちではないので、そういう部分はとても共感ができる。とにかくわかったことは、浜頓別のキャンプ場は安くて快適だということだ。その後、紋別市内で給油し、できるだけ距離を稼ごうと頑張ったけど、調子が悪い日は200km位走るとクラッチを握る左手が痛くなる悪い持病が出て、網走に入る頃にはかなり痛かった。
網走の市街地を抜けてしばらく走り、セイコーマートで飲料を補給して、痛くなった左手を休めるつもりでコンビニの裏手の土手を上がって海を眺めてみた。サケ釣りしてる人が結構居たなー。サケの刺身は美味しいけど、時間と労力をかけて自分で釣りたいと不思議と思わない。たぶん、掛けた時間のわりには数が釣れないからだろうなー。そして、斜里あたりまで来ると北海道でも道東独特の雰囲気の風景に変わってくる。強めの南風に耐えながらオシンコシンの滝まで走り、観光客に混じって撮った写真はあまりにもイマイチだった。と言うか、滝自体は当たり前に滝なんだけど、「スゲー!!」って感動するほどの滝ではなかった。駐車場やらお土産屋やらトイレやら、滝に併設するように施設があるけど、個人的には非常に『ん~・・・』な場所だった。そこから少し走ってこの日とても楽しみにしていたウトロに到着!しかし、お目当ての食堂を見つけることができず、羅臼まで行くかと知床峠を上がることに。斜里あたりを走っていた時から『羅臼岳のあたり雲がかかってるけど、きっとガスがかかっているだけだよなー』なんて勝手な判断をしていたけど、これが大きな間違い。個人的に思うに初心者の甘い判断ミス。峠の途中から、普通に雨が降ってるし、Uターンしようにも峠道の雨やら霧やらで視界が悪い中、そんなことができるスペースを見つけることができる訳もなく。残念ながらずぶ濡れになって羅臼側まで下りて、そこからUターンして晴れているウトロまで戻りました。予定ではウトロで美味いメシ食おうと思っていたのに、ずぶ濡れになったことで意気消沈して、結局コンビニでパンと温かいコーヒーを買ってメシ終了。あまりにも残念なメシだった・・・
上の写真の通り、ウトロはこんなに天気が良かったのに、羅臼は雨がジャジャ降り。とにかく上半身はずぶ濡れだった。ウトロのコンビニ前でさみしいメシを食った後は北見まで一気走り。北見着いてからは風呂に入って、かあちゃんの美味い晩飯食って寝て、翌日自宅に帰ったとさ!

来年は、知床峠リベンジ!

晴れてる時に走ったら、それだけで楽しいと思う!