2010年12月2日木曜日

2010年9月20日道内ツーリング

朝早くに自宅を出て、途中枝幸の道の駅で休憩をとりつつ紋別までたどり着き、セブンイレブンに寄って休憩をとっていると、来る途中に追い抜いた自分より年上の青森から来たという熊みたいなおっさんライダーにナンパされた。「今日はどこまで行くの~?オレ、今朝、浜頓別のキャンプ場から来たんだけど、あそこのキャンプ場良かったわ~!」なんてバイクに乗ってなかったら、こんなおっさんと話すこともないんだろうなと思いながら「今日は羅臼行ってから北見に泊まる予定です!」って言ったら、何だかちょっとヒキ気味の表情をされ「オレは今日網走泊まりなんだ~!内陸入って遠回りしていくから、ちょうどここの交差点から別方向だわ~!」だって。もはや道民の自分にとってはちょっと遠いかな的感覚の距離も、内地の感覚で考えるとだいぶ遠い距離だろう。この日の走行予定距離は青森~東京に匹敵する距離だ。おっさんは1日に300km位走るのが調度良いとか言ってた。特に1日で走る距離を自慢するとかそういうのが本題ではなかったはずだけど、おっさんは1日の最高走行距離が1000km位だと言っていた。バイクの後ろに取り付けていたでかいツールケースについては、「キャンプしながら道内まわるのにはこれが便利なんだ~!道具いっぱい入るし、イスにもなるしね~!トップケースならこういう訳にいかないでしょ!」だって。確かにそうだ。トップケースに座るとケツが痛くなりそうだ。どうやらおっさんは、旅行代金をできるだけ掛けずに快適な旅行ができるように頑張っているようだ。自分はお金持ちではないので、そういう部分はとても共感ができる。とにかくわかったことは、浜頓別のキャンプ場は安くて快適だということだ。その後、紋別市内で給油し、できるだけ距離を稼ごうと頑張ったけど、調子が悪い日は200km位走るとクラッチを握る左手が痛くなる悪い持病が出て、網走に入る頃にはかなり痛かった。
網走の市街地を抜けてしばらく走り、セイコーマートで飲料を補給して、痛くなった左手を休めるつもりでコンビニの裏手の土手を上がって海を眺めてみた。サケ釣りしてる人が結構居たなー。サケの刺身は美味しいけど、時間と労力をかけて自分で釣りたいと不思議と思わない。たぶん、掛けた時間のわりには数が釣れないからだろうなー。そして、斜里あたりまで来ると北海道でも道東独特の雰囲気の風景に変わってくる。強めの南風に耐えながらオシンコシンの滝まで走り、観光客に混じって撮った写真はあまりにもイマイチだった。と言うか、滝自体は当たり前に滝なんだけど、「スゲー!!」って感動するほどの滝ではなかった。駐車場やらお土産屋やらトイレやら、滝に併設するように施設があるけど、個人的には非常に『ん~・・・』な場所だった。そこから少し走ってこの日とても楽しみにしていたウトロに到着!しかし、お目当ての食堂を見つけることができず、羅臼まで行くかと知床峠を上がることに。斜里あたりを走っていた時から『羅臼岳のあたり雲がかかってるけど、きっとガスがかかっているだけだよなー』なんて勝手な判断をしていたけど、これが大きな間違い。個人的に思うに初心者の甘い判断ミス。峠の途中から、普通に雨が降ってるし、Uターンしようにも峠道の雨やら霧やらで視界が悪い中、そんなことができるスペースを見つけることができる訳もなく。残念ながらずぶ濡れになって羅臼側まで下りて、そこからUターンして晴れているウトロまで戻りました。予定ではウトロで美味いメシ食おうと思っていたのに、ずぶ濡れになったことで意気消沈して、結局コンビニでパンと温かいコーヒーを買ってメシ終了。あまりにも残念なメシだった・・・
上の写真の通り、ウトロはこんなに天気が良かったのに、羅臼は雨がジャジャ降り。とにかく上半身はずぶ濡れだった。ウトロのコンビニ前でさみしいメシを食った後は北見まで一気走り。北見着いてからは風呂に入って、かあちゃんの美味い晩飯食って寝て、翌日自宅に帰ったとさ!

来年は、知床峠リベンジ!

晴れてる時に走ったら、それだけで楽しいと思う!

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