2011年8月30日火曜日

山の本

最近読んだ本。
孤高の人(上)(下) 新田次郎
狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死 佐瀬稔

「孤高の人」は、実在の人物を書いたものだけど、どうも面白くなかった。確かに孤高で凄い人だと思う。けど、何かこうスッキリしない部分が多かった。時代背景、当時の事情を思えば、本当に凄い人がいたのだなと思う。マンガで連載されているけど、特に「読んでみたい!」とは思わなかった。きっと現代風にいろいろ設定が変更されて、今時の人が読みやすいものになっているのだろうなと思うだけだ。

「狼は帰らず」は、「神々の山嶺」の羽生のモデルになった森田氏のことを書いた本。特に物語的でもなく、時代背景と森田氏を作り上げた環境、生い立ちを知ることができたのは良かった。神々の山嶺を読んだ時、羽生のモデルになった人物とはどんな人だったのかと興味を持っていたので、読まずにはいられなかった。

神々の山嶺は面白かった。

今は、
長谷川恒男 虚空の登攀者 佐瀬稔
を読んでいる。
これも神々の山嶺の長谷のモデルになった長谷川氏のことを書いた本。少し読むのに時間がかかりそうな気がする。

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