2011年9月10日土曜日

行けなかったサハリン、すねたセロー

8月下旬、サハリン縦断ツーリングへ行けないということが確定した。行けなくなったことについてはとても残念だけど、ほんの少しホッとした気持ちもある。行けなかった理由としてはやはり仕事の都合。何を差し置いてもサラリーマンである以上、仕事をおろそかにはできないし、ツーリングは仕事が問題無しということであれば行けるものであって、何か不都合があれば我慢しなければならない。ホッとしたことについては、やはりオフロード走行とバイクメンテナンスの経験が浅いこと、利尻山の登山を通して不測の事態をどう克服するかを、もっと広い視点から考えなければならないと感じていたけど、行けなくなったことで不測の事態も起こらないし、対処もしなくて良くなったということで心の中で安堵している自分がいた。

不測の事態は、結果的にはサハリンへ行けなくなったことですねてしまった(?)セローに起こった。それはパンク。単純に駐車していただけのセローのリアタイヤの空気が抜けてしまった。何か異物が刺さっていれば、パンク修理の道具は買い揃えてあったので自分で修理したかったけど、入念にチェックしても異物が刺さっている様子はないし、原因が不明であった。

仕方がないので地元のバイク屋さんに修理に出したところ、バイク屋さんでチェックしても異物は刺さっておらず、パンク修理として行った作業は、チューブレスタイヤにチューブを入れるということであった。リアタイヤに空気を充填させてひと晩置くと、タイヤとホイールの間から少しずつ空気の漏れが確認できたということで、このような対処になった。

いずれにしても、このようなパンクがサハリンへ行った時に起こらずに良かったとしか言いようがない。漏れた空気を充填しながら走れば良いのかもしれないけど、何かの拍子に一気に空気が抜けてしまった時のことを考えると安心して走ることができない。

行けなかったサハリンとパンクしたセロー。

運命か必然か・・・心配事がひどい結果を招く前に現実化したので良しとするべきか。

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