2011年4月6日水曜日

震災後初の仙台帰省予定

仙台の親から4月3日(日)に、震災後初めて車にガソリンを満タン入れることができたと連絡があった。その後、実家の近隣地域ではガソリンスタンドに並ぶ車が居なくなったとのこと。4月4日(月)に山形にいる大学時代の友人に連絡をとってみると、少し前からガソリンの供給は震災以前並みに戻ったということだった。やはり太平洋側よりは日本海側の方が状況はだいぶ良いようだ。仙台の実家はライフラインがほとんど復旧し、都市ガスの供給地域なのでガス設備の面では多少不便があるようだが、それ以外はだいぶ楽になったようだ。電話で話す声にも以前程の緊張感が無い。5月には様子を見に行くからという申し出も、以前のように断られることはなかった。

少し前から帰省のためのルートを考えている。仙台は空港、海港ともに利用ができない状態なので、日本海ルートのフェリーを利用して仙台入りをするのが適当に思う。日程的にどうしても厳しくなるところだが、会社には仕方のない事情なので大目に見てもらい1週間から10日位の休みを貰う予定。異動した部署の上司の了承は得ている。北海道~本州を結ぶフェリーのルートについては、どこに上陸するかで事情がいろいろ違ってくるところだが、今のところは小樽~新潟のルートが有力。フェリーの乗船時間が他の航路を利用するよりだいぶ長くなるが、体力的には余裕ができると思っている。新潟から仙台までの経路上の親戚や、前述の友人とせっかくの機会なので会おうとも思っている。

今月は中旬過ぎからスーパーブラックバードとセローを札幌まで引き取りに行く予定。昨年、スーパーブラックバードを引き取りに行く前はバイクに乗れる嬉しさと、何かバイクに乗ることに対する恐怖感が入り混じっていた。今年は昨年と同様の気持ちに加え、バイクは被災した仙台の実家、地域に移動するための手段だということをどうしても考えてしまい、おもちゃを手に入れる寸前のウキウキした子供のような気持ちが凄く抑圧されている気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿