2011年2月20日日曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(8)

先日ネットで注文したラフ&ロードRR6052アタックザックと、2つ目のミラーシールド(ラフ&ロードA4001 TRD)が届いた。ミラーシールドについては買って良かったと思った。改めて、何かをネット通販で買う時の下調べは慎重にしないといけないなと思った。限りのある財布の中身を失敗することなく有効に使おうとするならば、出来る限りの下調べはやっぱり必要だと。前回買ったミラーシールドは使うけれど、自分がこういうのが欲しいと思っていたものとは違う。視認性については、ライトスモークベースのチタンレッドでかなりの時間帯をカバー出来ると思う。嫁さん的には、『わたしのヘルメットも同じ色のシールドが欲しい』ということで、5月位までにお金に余裕がある時に購入を予定。嫁さんが『カッコ良い』と思う色らしい。自分はキラキラのコガネムシ色だなと思っている。アタックザックについては、バイクで遠出するにあたって凄く便利そうだと思って購入したけれど、サイドバッグを手にした時のような感動はなかった。たぶん、物凄く期待していたので、期待外れではなかったけれど、感動が少なかったのかなと思っている。このザックは背負えるだけではなく、リアシートに専用のバンドを使ってくくり付けることも出来るのが売り。実物に触れてみて、自分の想像より生地や縫製がしっかりしていたのがとても良かった。物を入れるだけの性能ならば、他に良い商品がいろいろなメーカーから出ていると思う。けれど何故サイドバッグ2個とアタックザック1個の組み合わせなのか。これは自分のこわだわりというか、バイクを降りて荷物を持って歩くことを想定して考えた結果だ。両手にバッグ、背中にザックであれば、荷物を持って歩くのも面倒に感じないのではないかというアイディア。旅行の期間によっては荷物の量に対応しきれなくなる収容可能容量だろうけど。いちおうメーカーであるラフ&ロードの資料によると、サイドバッグ40リットル(20+20)、アタックザック30リットルの計70リットル相当の荷物を持ち運べる。荷物をリアシートにくくり付けることが出来て、なおかつ背負うことが出来るタイプの多くは大きく口の開いたダッフルタイプが多い。ここでザックタイプのものを選んだ理由は『小物入れがいくつか付いている』からだ。小物をバッグから出すのに毎回中身を引っかき回すのはとても面倒に思う。

昨日、バイクを買うと言っていた柏の友達にバイク購入のプロセスに進展があったかメールを送ってみた。程なく『ちょうど今日納車です』と写メ付きで返事が来た。マジ羨ましかった。まず、今時期バイクに乗ることが出来るのが羨ましい。それに新車だろー。新車のウキウキ感はなかなか味わえないから!それと、奥さんとの交渉、結構頑張ったんだろうなーと思った。奥さんと娘がふたり居て、自分の給料で生活。彼の所得が幾らとかいうのは全然知らないけど、自分だったらきっとプレッシャー感じる。昨年秋に『何か節約するなら買えばー?!』と奥さんが言っていたの凄く憶えてるんだけど、よくホントに許してくれたなと思う。まず、稼ぎ頭がバイクでケガしたら困るからねー。自分も嫁さんがいるけれど、彼にはとにかく気を付けてバイクに乗って欲しい。自分も気を付けて乗ることを心掛けます。そしてまた箱根にツーリング行きたい!

アタックザックが届いて開封している時、嫁さんに『普通はこういうの買うの奥さんに何とか買ってくださいって頭下げて買ってると思うよ!文句言わないわたしを大切にしなさい!幾らしたのコレ?何?そんな値段だったらわたしの欲しいバッグ買えるじゃない!』と言われた。確かに安くはないけど、家計から捻出した費用で買った訳ではないので何の文句も言われる筋合いはない・・・と言っても、世にはいろいろな人が居る。きっと、こづかいで買った物でさえ返品して来なさいという奥さんも居ると思う。そういうことを考えると、ダンナのすることに寛容なんだか関心ないんだかわからないうちの嫁さん位がちょうど良いのかなと思ってしまったりするw

2011年2月17日木曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(7)

セロー購入の手続きが進んだ。バイク屋さんから送られて来た書類に必要事項を記入しハンコを押したり、住民票を市役所で取ったり。書類は今日バイク屋さん宛に送った。スーパーブラックバードを買った時と同様、購入を決めたのがバイクに乗る時期ではないので、お金は全額払わずにとりあえず内金をバイク屋さんの口座に振り込んだ。バイク屋の担当さんから『これくらい』と指定のあった金額を振り込んだけど、スーパーブラックバードを購入した時より支払い総額に対する内金の額が安い。これが多少の信頼のある一見さんではない客の扱いなのかなーと思った。自分は書類のやりとり等、手続きを出来る限り誠実に行えば、相手も応えてくれると信じている。特にお金のやりとりは慎重に。いずれにしても、お金の絡んだトラブルは1番おもしろくない。

つい先日、ラフ&ロードのホームページで、欠品していたRR6052アタックザックが入荷しているのを発見し、少しでも安く買いたいのと楽天ポイント欲しさで、すぐに楽天市場のお店で注文した。そして、ザックと一緒にまたミラーシールドを注文。前回買ったミラーシールドがまぶしい位の日差しの時にはあまり役に立たないだろう・・・と失敗に思えた買い物に言い訳を付けて約7,000円の余計な出費。『7,000円あれば・・・』と、20代の頃は思わなかっただろうけど、お金の価値をよく考えるようになった30代の自分には大きな金額だ。仕事の日のお昼ごはんには、嫁さんにおにぎりを握ってもらっている自分に7,000円が高くない訳がないorz

アタックザックが届くのがとても楽しみ。

2011年2月12日土曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(6)

バイク屋の担当さんからメールの返信が来た。あれこれ1時間位考えて、中古のセロー購入の意思を伝える電話をした。『これまでいろいろメールで長々とすいません』と言うと、『いやいや、心配されるのはよくわかりますし、メカの方にも気合入れて整備するように言っておきますから』とのこと。ロシアに持ち出して走るのが前提の購入で、途中で故障があっては困るというのを理解してくれての言葉だ。本当にありがたい。お金が掛かるかなと思っていた消耗系部品の交換については、『点検して必要があればする』ということらしい。確かに『現状販売』の車体ではないので、そういうことになるのだろう。

電話でインジェクション仕様のエンジンの押し掛けについて教えて貰った。今までインジェクション仕様のエンジンの押し掛けは不可能と思っていたけど、これは間違いで、押し掛けが出来るものも車種によってあるとのことだ。いやー、勉強になる。

結局、実車を確認せずに購入を決断したけど、これはスーパーブラックバードの購入からその後のアフターケアまで、担当さんと店を信用出来るという信頼の結果と思う。当初、オークションに出ている、ある意味素性の知れない車体を購入の対象にしていたことを考えると、購入を決めたバイクは中古とは言え、レンタルに貸し出しされていた車体なので整備はされているはずだし、自分が購入を決めなければ今年もレンタルに出されていた車体のはずなので、素性の知れないバイクを購入するよりは失敗のリスクが低いと思う。レンタルに出されていたことで心配することが無い訳ではないし、借りた人の中に乱暴な乗り方をした人が居たとしても、普通に中古車を購入しても前オーナーがどのような乗り方をしていたか知る術が無いのだから、それは中古を買うと決めた時点で負わなければならないリスクだ。中古を買うならば、車体の現状の状態が良く思えることがもちろん大切だけど、高く売るためにメーター戻しなどの不正をせずに販売してくれる業者さんを見つけることも大事だと思う。製造からの経過年数と、正確な走行距離がわかっていることは、中古のバイクと付き合うにあたって大切だと思う。何せバイクは走る消耗品だから。

バイクの購入を決める電話を掛けるまで、メールでのやりとりが失敗だなと思ったり、新車にするか中古にするか迷いに迷って自分の中のモヤモヤ感がどうにも晴れなかったけど、決めてしまうとバイク屋さんとの関係も、新車にするか中古にするかさんざん考えて答えが出なかったことも何だったんだろうなと思う。バイク屋の担当さんについては、客としての自分よりだいぶ懐が深い人だなと思った。自分が自信を持って言えることは、少なくとも、気の短い意地悪な人ではないということだ。

本当は新車のセローが欲しかった。けれど自分の大きな目的はやはりサハリン島縦断だ。そのことに焦点を当てると、新車にも『初期不良』というリスクがある。新車は良いけれど、新車だからコワイ部分もある。購入を決めたのは中古のセロー。カラーリングが気に入っている。オプションも自分が必要だと思っていた物が、自分で付ける以前に3点付いている。これはバイク屋さんがレンタルに出すと決めた時に付けた新品とのこと。新車を買わずにちょっと残念な気持ちだけど、中古を買って『ちょっと得したぜ!』と思って今日は寝る。

2011年2月11日金曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(5)

まとめて注文したアイテムの最後の2品が届いた。
◆DRC PRODUCTS D59-30-410 ミニフットポンプ ツインチューブ
 ツーリング最中のパンク修理後のエア補充の為に購入。使う機会がないことを祈るが、春先自転車のタイヤに空気を入れる時に練習がてら使ってみようと思う。ポンプを押して空気の出てくる量を感じ取ってみるが、大した量が出て来ず自転車でもエアの充填に時間が掛かりそうな予感。
◆GAERNE ToughGear ライディングシューズ ラグソールタイプ
 ブーツは迷いに迷った。オフロードライディング重視でヒザ下までの丈のある本格的オフロードブーツにするか、足首丈程度の歩くのにも負担を感じない程度のものにするか。どちらにもメリット・デメリットがある。結局、オフロードブーツは高額なこと、歩きづらいことがネックとなり、足場の悪い場所でも踏ん張りの効きそうなラグソールタイプのライディングシューズにした。バックルを締めたり外したりで脱ぎ履きするタイプなので脱ぎ履きはとても楽だ。泥だらけになっても手入れが楽だろうと期待している。ただ、ネット通販での購入だったのでサイズが微妙だった。購入者のレビューでは、『普段履いている靴のサイズにプラス1cm』というのが多かったので自分もプラス1cmにしたが、プラス0.5cmの方がぴったりだったと思う。足の甲周りがぴったり締め付けられ、ブカブカで合わないという程ではないのでそのまま使用する。足先が冷たくなる時期は、靴下を2枚履きでも行けそうな感じ。靴やブーツはメーカーによって足型が違うのでサイズ選びに苦労する。今までの経験上、通販で靴やブーツを買うのはとても難しいように思う。

バイク屋さんの担当さんからメールが来て、返信をしてまたのメールを待っているところ。そろそろバイクの購入を決めてしまいたい。

2011年2月8日火曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(4)

嫁さんに言われた言葉、『バイクの荷物、次々に届いて楽しいでしょう?』。確かに新しい物が届くと嬉しい気がする。要は『お金をパーっと使えて良いよね』『一生懸命になれる趣味があって良いね』と言っているのだと思う。自分ではあまり感心できないけどギャンブルで得たプラス収支分と、欲しい物を我慢して集中して貯めたお金が原資だし、これから通勤の主要手段が車から自転車に替わることを考えると面倒だ。ギャンブルで得た臨時収入的なお金はありがたいし、周りの人から見れば『どうせあぶく銭だろ』というお金かもしれないけれど、プラス収支に至るまで費やした自分の時間、賭けたお金、ギャンブルに対する自分の考え方を整理し実行するという作業に費やした時間、これを考えると結果的に得たお金は少ない気がする。ギャンブルというものはどうしても『運』に左右される部分が多く、自分の努力が報われる確率が低いのであまり好みではない。何をするにも『運』というものは伴うけれど、『運』を結果の主体原因とするものに自分の多くを捧げようとは思わない。こんな考えを持っている自分は、もちろんギャンブルに向いているとは思わない。通勤の主要手段が自転車に替わることについては、中年太りが著しいので多少でもその解消に繋がるだろうことを期待して頑張ろうと思う。病気になってしまったり、体が思うように動かないと何も楽しくない。ごはんを食べる時に、歯が痛いと何もおいしく感じないのと一緒だ。

そして、届いたアイテム達の使用前インプレッション。
◆ラフ&ロード チタンミラーシールド アライ TXシールド ライトスモーク:チタンブルー A4003TBL
 スーパーブラックバードに乗る時に使用しているRAPIDE-SRのミラーシールドがセミスモークベースのパープルで、これだと夜の視認性に問題があるのでライトスモークのチタンブルーを注文したけど顔が丸見えで失敗か。ライトスモークベースにするなら、レッドやパープルでも夜の使用に問題ないかも。購入理由はミラーシールドが好きだから。
◆デイトナ パンク修理キット 71627
 長距離ツーリングの大敵パンク対策で購入。チューブレスタイヤの修理用。使う機会がないことを祈る1品。
◆MOTUL タイヤリペア
 名前の通りのタイヤ修理剤。使い方が簡単なことと、ネットで見つけた使用した経験のある人のインプレッションが良かったので購入。これも使うことが無いと良いと思う。チューブタイヤでもチューブレスタイヤでも使える便利な1品。
◆ラフ&ロード パワーステンレスホースエアゲージ PR121
 タイヤの空気圧計。今まで持っていなかったのでこれを機会に購入。パンク修理後に必ず必要だし、普段バイクに乗る前に空気圧をチェックするのにも使える。
◆ラフ&ロード ハーディータイヤレバー PRO HTL03
 チューブタイヤを修理する時に使うタイヤレバー。チューブタイヤなんて自転車のしか修理したことないけど、やることはチューブタイヤなら自転車もバイクも一緒。違う点は、使う道具がバイクの方が多いくらいじゃないかなと考えるのは甘いかな。
◆ラフ&ロード ビートクリーム30g RR3307
 チューブタイヤのパンク修理の際、ホイールのリムとタイヤのミミに塗るクリーム。絶対に必要な訳ではないけれど、あれば丁寧に効率良く作業が出来ると思い購入。
◆岡田商事 ガソリン携行缶1000cc BT-1000
 UN規格取得品であり、消防法適合品。届くまでどんなレベルで作られた製品かちょっと心配だったけど、箱を開けて実物を確認するとしっかり作られた物に思えたので安心した。やはりそれぞれの規格を満たすのにはそれなりの品質が無いとね。少し残念な点は、使ったことのない素人の考えで、携帯する際に使う巾着袋が同梱されているのは凄く良いなと思ったが、この巾着袋が真っ黒で、実際に携行缶を使った時にキャップの締めが甘いなどで内容物が漏れた場合には、黒だと視覚的に気付きずらいのかなと。染みがわかる色なら巾着袋の価値アップなのではないかと思った。
◆斉工社 ゴジラロック STEEL LINK LOCK25 SGL-253
 昨年も別のゴジラロックをスーパーブラックバード用に買った。昨年買った物は鍵穴に鍵が非常にささりづらかったが、今回購入した物はわりとスムーズにささる。去年買った物はハズレなんだろう。
◆リード工業 LC-400A クレッツアVチェーンロック
 固定物にくくり付けるのを前提に作られたようでチェーンが長く、その長さに比例して非常に重たい。重い為にツーリングへ持って行くのには適さない。今年からバイクが2台になるので、2台をくくるのに使おうかと思う。
◆ラフ&ロード ゴアテックス プロテクショングローブ RR8904
 スーパーブラックバード用に買ったコミネのグローブを共通で使おうかと思ったけど、泥や砂だらけになることを考えて別に購入。コミネのグローブでは自分の手のサイズがLだったけど、ラフロだとLLだ。注文する前、何も考えずLサイズを注文しようと考えていただけに危なかった。室内での着用感はグローブ内が密封されてて蒸れる感じ。本州なら夏場に使えないかもしれないけれど、北北海道なら年間通して使えるんじゃないかな。シールドに付いた水分を拭うワイパーも付いているし、良いグローブだと思う。
◆ラフ&ロード AQA DRYサイドバッグ RR5613
 触れてみて、良い買い物をしたかもと思えた1品。長く付き合えそうだ。1個20リットル分の大きさのバッグが2個で計40リットル分の荷物が入れられる。ぶら下げタイプなので、重いものを入れ過ぎないように気を付けようと思う。
◆アライヘルメット ツアークロス2
 昨年、自分の免許条件でふたり乗りが解禁になる頃、嫁さん用にSZ-Ram3というこれもアライのオープンフェイスヘルメットを買った。閉所恐怖症だという嫁さんにフルフェイスヘルメットはダメだなーということでこれを買ったが、これをセロー用にと考えるも、泥や砂だらけ、更には自分の汗のニオイがするようなヘルメットを嫁さんにかぶらせるのはさすがにかわいそうだよなということでこれもまた別に購入。RAPIDE-SR、SZ-Ram3、TOUR-CROSS 2ともに同じサイズを買ったが、かぶってみるとどうもTOUR-CROSS 2がきつく感じる。頬あたりのクッションが多い気もするけどどうなのかな。出来るだけ長い時間何回も使用して自分の頭の形に合わせて行かないと、長時間の使用は無理だろうな。1時間もかぶらないうちに頭が痛くなりそうだ。ヘルメットはアライが好き。ショウエイのも試着したことあるけど、かぶり心地がアライの方がやはり好みだ。

まとめて注文したアイテム達はあと1回、2品が送られてきて終了だ。

2011年2月7日月曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(3)

2日前、嫁さんに『中古で充分じゃない?』と言われた。もちろん買おうとしているセローについてである。『何だっけ、ブラックバードは売らないんでしょ?あいつが第1なんだよね?』とも言われた。ごもっとも。かと言って、行こうとしているサハリンツーリングは思っているよりも難しいものと考えているので、本心を言えば新車を買って故障なく走るということに対して準備は万端にしたい。もちろん資金が潤沢である訳はないので、嫁さんがそう言うのも当たり前なのであるが・・・来月には約2年半通勤に使ったボロボロの軽自動車の登録を抹消する予定。売れるなら売ってお金にしたいが、サビだらけでボディに穴が開いているし、とても売れるような代物ではない。自動車税も余計に払わないようにその為に来月登録抹消する訳だし。月々払っている軽の自動車保険もバカにならないのでその分の保険代も削減するし、努力もそれなりにしているけれど、嫁さんにとって自分がバイクを買って乗ることは道楽以外の何物でもない。新車にするか中古にするかどちらを選択するか決め手に欠けているところ、やはり中古を買うことになるのかな・・・数日前まで気持ちがほとんど新車に傾いていただけに、気持ちがどうにも固まらずにバイク屋さんにも連絡が出来ず・・・新車と中古の価格差は約20万円。20万円あったら本当にいろいろなことが出来るし、自分の欲しい大概の物が買えてしまう大金だ。自分がセローで間違いなくコケるだろうこと、ロシアに持ち出してイタズラや盗難に遭うかもしれない可能性を考えると中古の方が間違いなく良く思えるし、これからは出来る限り自分でメンテナンスしていくことを考えると、中古の方が練習台には良いような気がする。もし中古にするならば、遅くとも今月中に決めないと売れてしまう可能性が高くなる。北海道は春前がやはりバイクが売れる時期だから。

さて、先日まとめて楽天市場で注文したツーリング用品のうち1品が届いた。㈱ミツバサンコーワという会社が作っている『Guardog VISE GUARD with ALARM』という商品だ。日本とドイツの間をBMWのバイクで横断したライダーのブログで知ったのだけど、大きさ的に持ち運びに便利なことと、見た目的にも実力的にも防犯性能が高そうなので購入したいと思っていた。どのような製品かというと、アクセルと前ブレーキを固定して動けなくするタイプだ。キーは安っぽいけどディンプルキーのような物だし、何とか破壊してでもバイクを盗もうとするならば、既にそのバイクは真っ直ぐに走らないかもしれない。アクセルとブレーキを固定している物をぶっ叩いて外そうとしたら、ハンドルやブレーキレバーが曲がってしまいそうだよね。逆に言うと、実力行使で外そうとする輩が居たら、バイクが無事ではない可能性が非常に高い・・・

明日も購入アイテムの使用前インプレッションを予定。

2011年2月3日木曜日

サハリン島縦断ツーリング 準備(2)

普段使っている通販サイトである楽天市場のポイントキャンペーンをきっかけとして、購入を予定していたバイク用品を一気に注文した。金額にして約12万円orz
必要の無いものはもちろん買っていない。必要だと思ったアイテムだけにしたが、結局こんな金額になった。前回購入したウェア上下と合わせ、約17万円。今回在庫切れで購入できなかったラフ&ロードのRR6052アタックザックとバイクカバーを後々購入するすることとして、最終的に約20万円使う予定。バイクカバーは今回の購入に伴うキャンペーンで得られるポイントを利用すると費用が少し抑えられる。
当初、サハリン縦断ツーリングを考え始めた頃のザックリの予算が35万円(用品10万円+バイク25万円)だったことを考えると、どれだけ甘い計算だったかがわかる。もちろん元々乗っているバイクがオフロード走行向けで、使っている道具もそれに適したものであれば、こんなにお金は掛からないと思う。スーパーブラックバードに乗るために買った道具が一切使えない訳ではないが、時期や用途を考慮に入れ、バイクでの旅は荷物を少なくしなければならないことを考えると、どうしても新しい道具を買わなければならなかった。

そして1番重要な旅の相棒となるバイク。バイク屋さんからの連絡も無く、新車を買うか中古を買うかまだ決まっていない。面倒なので中古のリスクを負わず、高いお金を払って新車を買ってしまおうかと思い始めている。バイク屋さんは今時期、スノーモービルや除雪機の販売やメンテナンスなんかで忙しいのかもしれないが、連絡待ちで待たされるのも面倒になってきたし、早く決めてしまいたいという気持ちもある。それよりも先に、バイク屋さんがわたくしの相手をするのが面倒なのかもしれないと思う気もする(w
新車のセローであれば燃料噴射装置がインジェクション。旧型はキャブレター。これが大きな違いである。自分が旅に出るにあたり、インジェクションのメリットとデメリットをざっと下記のように考える。
メリット
・キャブレターのエンジンに比べ燃費が良い
・コンピューターが壊れない限りエンジンの不調が発生しにくい
デメリット
・多くの部分において電気式なので、電装系のトラブルが発生した場合対処できない可能性がある
・エンジンの押しがけができない
自分の気持ち的には7~8割新車へ傾いている。理由としては、ヤマハのホームページで新型のことを悪く書くことは絶対無いと思うのだが、前のモデルに比べ乗り味が良いですよとか、エンジンはこんな風に考えてインジェクションをセッティングしましたよとか、自分が欲求する方向に向いているからかなぁ。

次回以降は、今回一気に通販で購入したアイテム達が届いたら、現品を確認しつつ感想を少し書いてみようと思います。数店舗に注文したので何回かに分かけて書きます。