2011年9月27日火曜日

山の本 (2)

今月読んだ本。
単純に読書量は少なかったと思う。

長谷川恒男 虚空の登攀者 佐瀬稔 中公文庫
ナンガ・パルバート単独行 ラインホルト・メスナー ヤマケイ文庫

「長谷川恒夫 虚空の登攀者」は、「神々の山嶺」の長谷のモデルになった人物ということで読もうと思い読んだけど、森田勝さんのことを書いた「狼は帰らず アルピニスト・森田勝の生と死」より興味を持って読めなかった。理由は個人的に「神々の山嶺」の羽生の方が好みだったからだと思う。けど、長谷川さんが残した記録は凄いものだ。

「ナンガ・パルバート単独行」は、世界で初めて8,000m峰14座を全て制覇した(Eight thousander)ラインホルト・メスナーさんの著書はぜひ読んでみたいということで読んだものの、雪山登山や高峰登山の経験がない人が読むには面白みに欠けると思った。逆に言えば、雪山や高峰登山の経験がある人には面白いのではないかと思う。また、著者が外国人だということで書き方や表現の仕方が自分に馴染まなかったこと、訳者の訳し方も好みではなかったと思う。

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