2012年3月6日火曜日

コインロッカー・ベイビーズ(上)(下)

コインロッカー・ベイビーズ(上)(下) 村上龍 講談社文庫

を読んだ。

嫁さんの実家に置いて来てしまっていた本なので、しばらく読み終えることができないなぁと思っていたけど、急な法事(要するに葬儀)があり回収して読み終えた。

昨年12月からの約4ヶ月で自分、嫁さんの身内を4人亡くしてしるのでそろそろ具合が悪い。嫁さんの親に「ここ数年続いたけど、心配な年寄りは居なくなってしまったからもう続かないわ。」と言われたのでそれを信じたい。

読み終えて、20歳頃に世話になった友人が絶賛し、勧められてさわりだけ読んで『合わない』と思い当時読まなかったことを『やはり』と思った。その友人はウィキペディアで氏名を検索すると結構な記述があり、元々本人が『目立ちたがり屋』なので本人が投稿、編集しているものなのかもしれないけど、演劇・声優の世界では『仕事をしている』人になっていると思う。美大出で、劇団を主宰していたこともあるヤツだ。

自分は中学生時分、同級生が『BOOWY』の音楽を聞いている頃、『レベッカ』を聞いていた。BOOWY全盛の折、他に『ユニコーン』や『TM NETWORK』を聞いていた人間なので、大多数からずれた感覚を持っているのは間違いない。

村上龍さん、バブルの時代にどのように評価されていたのか知らないけれど、1975年生まれの自分だけどフィットしない。

三浦雅士さんの解説で、本作品は絶賛だけど、自分にとっては「ハ?!」だ。

参考までに、自分が読んだ文庫は、
1984年1月15日第1刷発行
1992年6月1日第24刷発行
である。

メチャ売れ(-_-;

少なくとも、村上龍さんの作品はもう1つ読むけど、何となく自分が一気に読みたいと思う作品を書いていない予感。

読みたい作品なら徹夜してでも読んでしまう。

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